T細胞についてです。
2007/12/10 日記
T細胞
T細胞(ティーさいぼう、T cell、T lymphocyte)とは、リンパ球の一種で、骨髄で産生された前駆細胞が胸腺での選択を経て分化成熟したもの。抹消血中のリンパ球の70〜80%を占める。名前の「T」は胸腺 (thymus) に由来する。細胞表面のマーカー分子としてCD4かCD8などを発現している。CD4を発現したT細胞はリンフォカインを産生するなどして、他のT細胞の機能発現を誘導したりB細胞の分化成熟、抗体産生を誘導したりするヘルパーT細胞として機能する。このCD4陽性T細胞は後天性免疫不全症候群 (AIDS) の病原ウイルスであるヒト免疫不全ウイルス (HIV) が感染する細胞である。CD8陽性T細胞はウイルス感染細胞などを破壊するCTL(キラーT細胞)として機能する。また、CD4やCD8に加えてNK1分子の発現を特徴とするNKT細胞や、CD25分子を発現して他のT細胞の活性を抑制する働きのあるT細胞などもある。最近では胸腺を介さずに分化成熟する末梢性T細胞が存在することも知られるようになった。機能によって以下の種類に分類される。
ヘルパーT細胞
:抗体の産生を助ける。
キラーT細胞
:ウイルスに感染した細胞や癌細胞に取り憑いて、その細胞を殺す。CTLに同じ。
サプレッサーT細胞
:免疫反応を抑制 (suppress) し、終了に導く。
レギュラトリーT細胞
:CD25分子を発現して他のT細胞の活性を抑制する。
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